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pocopen氏の設置によるスレッド。2007年8月18日から2008年2月12日にわたって運営されていた。 サブタイトルを含めたタイトルは「横丁王者★妖怪キング~100円いれてね~」で、カードを出す際に100円硬貨を入れるアクションをくわえる動作があった。 「特定の言葉を叫ぶ」というアクションも途中から加わったため、筐体はマイクつきということになった。 横丁王座★妖怪キング 妖界に存在するカードゲーム。 現在までに120種ちかくのカードが確認されている。 妖怪カード、技カード、超技カード、超絶技カード、効果カード、超効果カード、フィールドカード、殺伐としたフィールドカード、超フィールドカード、アイテムカード、超アイテムカード、補助カードなどの種類がある。 もっとも早い時期に発売されたカードは「あかえいの魚」。(momizi 横丁王座★妖怪キング 0002) 確認されているカードの中では「たんころりん」の超絶技カード「西蜀柿柿也自紅 怪人相贈満胃腔(セイショクのシシもマタオノズカラくれないナリ。カイジンアイオクりてイコウにミつ。)」(回復技)が最も長い名前をもっている。(hyousen 横丁王座★妖怪キング 0140) スレッドの鬼録
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ウラが出撃している間、オルグ達のアジト・マトリックスにとある来訪者が訪れていた。 貴公子ジュニアとマリアである。 「ではお前達は我々と同盟を結びたいと、そう言うわけだな?」 ラセツの問いにジュニアが答える。 「そうよ。我々妖怪もあなた達鬼も、元々は人間どもの恐怖より生まれしもの。上手くやっていけると思うけど?」 ジュニア達はマトリックスへやって来て、地上を支配するのはバダムなどという烏合の衆ではなく、自分達闇の者であることを力説した。そして同盟を望んだのである。 「それが貴様達の主、妖怪大魔王の意思か。しかしでは何故大魔王自らが来ないのだ?」 ラセツが問い詰める。 「……いいでしょう。あなた達を信用した上で話すわ。大魔王様は西洋妖怪の首領たるサタンと今同盟を結んでいる最中よ。私達のようにね」 「サタン?まさか江戸時代にこの国にやって来たという連中か?その間は封印されていたから詳しい事は分からないが、聞いた話では忍者にやられて死んだとか……」 今度はシュテンが疑問を投げかける。 「私達妖怪は死なないわ。放っておいても何百年も立てば自然と蘇る。しかも今回は『大いなる意思』も介在しているわけだしね」 「ふん、成る程な。……いいだろう、その話乗った」 ラセツがそう言い切った。 「良いのかラセツ!?」 「すでにデュークオルグを3人も失っているのだ。とは言え人間どもの組織と手を結ぶのも癪だ。なら、妖怪どもと手を結ぶのが一番よ」 「いい返事ありがとう。きっと大魔王様もお喜びになるわ。じゃあ私達はこれで……」 そう言うとジュニアはマリアを伴って早々に退散してしまった。それを見送った後、ラセツとシュテンは今後について話し始めた。 「あの連中、簡単に信用はできんぞ」 「もちろん分かっているわ。利用するだけ利用してくれる。尤も、向こうも同じ考えだろうがな……」 ラセツの冷たい声がマトリックス内に反響した。 オルグのアジトを後にしたジュニア達は、自分達のアジトへと戻ってきていた。 「貴公子ジュニア、あのオルグとかいう連中は一体何なんだ?」 「あれは鬼よ。但し、獄卒とは違う、器物が化けた所謂『九十九神』に近いわね。我々妖怪に比べると遥かに下等な連中よ」 マリアの問いにジュニアはそう答えた。 そして、立ち去ろうとするマリアに向かってジュニアはこう言った。 「何を企んでいるか知らないけど、下手なマネはしないことね。マリア、いえ、リエと呼んだほうがいいかしら?」 その言葉にマリアは足を止め、ジュニアの方を振り返って睨みつけた。 「私はマリアだ。二度とその名で呼ぶな」 そう言うとマリアは改めてその場から立ち去っていった。 (女狐め。どんな真意があって私達の封印を解いたかは知らないけれど、いずれその事を後悔させてやる) と、ジュニアの下にくの一組のアヤメがやって来て、配下の妖怪達が次々と何者かに退治されている旨を告げた。 「何ですって?……まさかそいつは縞のチャンチャンコを着て、ゲタを履いていたりしないでしょうね」 「は?いえ、聞いた話ではシルクハットにタキシード、それからマントを身に着けた男、それに子供の二人組だそうですが……」 ジュニアは以前噂で聞いた、妖怪であるにも係わらず妖怪を退治しているという裏切り者の話を思い出していた。やはり噂は噂だったか……。 「…そいつらに関してはあなた達に任せるわ。見つけ次第始末してしまいなさい。それと、マリアの監視も怠らないようにね」 ジュニアの命令に、アヤメは一つ返事をすると再び闇の中へと消えていった。 その喫茶店では、懐かしい曲が店内にある年代物のジュークボックスからエンドレスで流されていた。 うららかな午後の日差しが、店内を明るく包んでいた。カウンター席にその男達は座っていた。一人はコーヒーを飲み、もう一人はその隣にじっと座っている。 「なあメフィスト、もういいだろう?行こうよ」 メフィストと呼ばれた男――シルクハットにタキシード、マントと時代錯誤な格好をした奇妙な面体の紳士は、多少冷めてしまったコーヒーを少しだけ口にすると、傍らの少年の言葉を無視して店主に追加注文を告げた。 「ケーキ下さい」 「あっ、僕のために注文してくれたのか?ありがとう」 「何のことだ?ケーキは俺が食べるんだぞ」 そんなぁ――少年は落胆の声を上げた。 「俺はな、悪い政治家みたいに人のこと考えないの。あ、コーヒーもう一つね」 出されたケーキを美味しそうにムシャムシャと頬張りながらメフィストはそう云った。 「お前なぁ、こうなったらソロモンの笛を――」 「それならここにあるぜ。へっへっへ、さっき掏り取っておいたんだ。残念だったな、真吾」 真吾と呼ばれた少年、またの名を悪魔くんと云う人類稀に見る天才的な頭脳を持つ少年は、契約相手である悪魔メフィストにいいように弄ばれていた。 「大体、ルルイエの一件の後休み無しで働かせやがって。俺にもこれぐらいのゆとりの時間が必要なわけよ、解る?」 そう云いながらメフィストは悪魔くんを見やった。 確かに、あの後東京に戻ってすぐ、悪魔くんはメフィストを連れて妖怪退治に出かけた。街は混乱の真っ只中ということもあってか、それに便乗してたくさんの妖怪達が悪さをしていた。それらを退治して、今ようやく一息ついているところなのだ。 だからといって、ここまで横柄な態度を取ることもないだろう――。 悪魔くんだって、メフィストに無理をさせたことは充分承知しているし、だからこそ今メフィストが飲み食いしているものもなけなしの小遣いをはたいて奢ってやっているのだ。 ジュークボックスから流れる曲が新しいのに切り替わった。丁度その時だった。店の外から、自分達を呼ぶ粗野な声が響いてきた。 その声の主は、名前こそ呼んでいないが明らかに自分達のことを云っている。メフィストはうんざりした顔でコーヒーを飲み干すと、外へと出て行ってしまった。 悪魔くんが代金を支払って外に出ると、そこには5人の忍者装束に身を包んだ女性と、カッパが立っていた。雨具でもえびせんでもない、そう、あの妖怪のカッパである。 「こいつらか?我々の仲間を倒している者達というのは――」 「そうだ間違いない!こいつがロクロクビを倒しやがったんだッ!」 女性の一人がした質問に、カッパは怒りを露にしながら答えた。 「おお、お前は――あの時ロクロクビと一緒に悪さをしていたカッパか。わざわざ自分から退治されに来るとは感心感心」 「巫山戯るな!ロクロクビの仇ぃ!」 カッパが飛び掛ってくる。メフィストは面倒臭そうに呪文を唱えた。 「魔力・重力落とし」ポアーッ 店の看板が物凄い勢いで落下してきて、カッパの頭部に直撃した。あまりの痛みにカッパがもんどり打って地面に倒れる。 「な、何をするかぁ!頭の皿はカッパにとって命と同じくらい大事なんだぞ!」 「メフィスト!カッパは熱にも弱いぞ!」 悪魔くんのアドバイスを受けて、メフィストがステッキから超高火炎を放射してカッパを攻撃する。あっという間にカッパは紅蓮の炎に包まれ、そのまま動かなくなってしまった。 「なかなか妙な術を使うな。次は私達が相手だ」 「真吾、お前は下がってろ。腹ごなしには丁度善い」 そう云いながらメフィストは5人組の女性、花のくの一組にステッキを向けて臨戦態勢を取ったその時――。 「待て!その勝負我々が預かる」 またかよ――うんざりした顔で声のする方を見やる。するとそこには――。 何時の間にかドラキュラ、狼男、フランケン、そしてバックベアードの西洋妖怪達が並んでいた。 「くの一組よ。ここは我々に任せてもらおうか」 「サタンの配下の者達か。そこまで云うのならお手並み拝見といこう」 そう云うと、花のくの一組はその場から撤退してしまった。 後に残ったのはメフィストと悪魔くん、西洋妖怪達だけであった。店内の客や従業員も、何事かとさっきからずっと硝子越しに外を窺っている。 「我らが主は日本の妖怪と手を組みこの国を占領することにした」 「協力したほうがいいと思うよぉ?」 「メフィスト、君は賛成なのか?それとも反対なのか?」 西洋妖怪達が問いかけてくる。口調こそ丁寧だが、態度は実に高圧的だ。 「大魔王サタンが蘇ったって云うのか」 「そうだ。メフィスト、お前も妖怪だろ?なら人間なんかどうなったっていいじゃないか」 「俺達世界中の妖怪が一つになれば世界を征服することなどわけない!」 「おいっ、つべこべ云わずに返事をしろ」 イエスかノーか?西洋妖怪達が返事を迫ってくる。悪魔くんが不安げにメフィストの顔を覗き込んだ。 「――ノーだ。このガキとすでに契約があるんでな。それに、俺は悪魔だ。お前達妖怪なんかと一緒にするな!」 そう云うや否や、メフィストはステッキから放電して西洋妖怪達に攻撃を仕掛けた。それを巧みに躱すと、真っ先にフランケンが飛び掛ってきた。 「魔力・風速40メートル」 メフィストのマントから突風が巻き起こり、フランケンを吹き飛ばした。さらに――。 「とっておきの技を見せてやる!魔力・細胞変化」 メフィストの掛け声と同時に、フランケンの身体が足元から順に小さな玉になって崩れ落ちていく。最終的にフランケンの身体は、無数の玉に変わってしまった。 「見たか!さあて次はどいつだ?」 しかし、メフィスト達も店内の人間達も、誰もがこれから起こる最悪の事態に気付いていなかった。誰かがラジオでも聴いていたら話は違っていただろう。 この時、一つの巨大な影が着実に彼らの近くに迫ってきていたのだ――。 「おのれ!貴様の視力を奪ってやる!」 バックベアードがそう云って前に出てきた。 「でかいの!お前にはこれだ!魔力・絶対零度」 猛吹雪が巻き起こり、ベアードの身体を包み込む。雪煙が晴れると、中から凍りついたベアードが出てきた。 「ははははは。大したことないな」 だが次の瞬間…地響きがした。しかも音や感覚がどんどん狭まってきている。 巨大な何かが近づいてきているのだ。 「な、何だ、何事だ?」 「メフィスト、あれ?」 悪魔くんが指差す方に目をやると、そこには身長五十米もある怪獣、ペロリゴンがその姿を現していた。 「何てこった。ペロリゴンまで蘇っていたのか――」 ペロリゴンは、嘗てメフィストの兄が悪魔くんと共に倒した怪獣である。その名の通り何でも食べる悪食であり、常に強酸性の唾液を口中からボタボタと落としている。 異変に気付き、店から逃げ出す客達を、ペロリゴンは長い舌で絡め取って次々と食べていった。 「まさかこいつも西洋妖怪の手下なのか?」 しかしその予想は外れていた。ペロリゴンは氷漬けになったベアードを踏み潰し、さらにはドラキュラ達をもその舌で絡め取り食べてしまったのだ。 とは云え、どれだけ食べてもペロリゴンの胃袋が満たされる事は無い。当然の如く、今度はメフィスト達に向けてその舌を伸ばしてきた。 メフィストは悪魔くんの背に空飛ぶマントを出すと、共に空へと飛び上がってペロリゴンの舌から逃れた。 獲物を逃したペロリゴンは悔しそうに呻き声を上げると、人が多くいる地域に向かって歩みを進めていった。 「メフィスト、あいつを止めるんだ!」 「止めるったってどうやって?」 「倒すんだ。あいつをこれ以上進ませるわけにはいかない」 すでに避難勧告は出ている。しかし逆に云えば皆一箇所に固まって避難している為、ペロリゴンに見つかった場合は全滅である。 「真吾、兄貴はどうやってあいつを倒したんだ」 「一旦あいつに食べられたんだ。その後お腹に穴を開けて、奴の胃液で奴自身を溶かしてしまったんだ」 「成る程な。少し危険だがやってみるか――」 そう云うとメフィストはペロリゴンに向けて猛スピードで飛んで行った。 それから数十分後、ドロドロに溶けたペロリゴンの身体が街のど真ん中に広がっていた。その胃酸は強力で、道路のコンクリートをも溶かし、大穴を開けている。 早速その周囲は、駆けつけた軍によって封鎖されてしまった。 「メフィスト、御苦労様」 「全く、どうなるかと思ったぜ。こりゃあまた何か奢ってもらわないとな」 しかし、だ――。メフィストは途端に真剣な表情になると、こう云った。 「大魔王サタンが蘇ったのか――。厄介だな。あいつが死んでから俺達悪魔は好き勝手に生きてきたってのによ」 「そんなにやばい相手なのか?」 「何てったって俺達悪魔の総元締めだからな。どうするかなぁ、また地獄もガチガチの支配体制に戻るのかなぁ」 働くのが嫌だから悪魔になったってのに――、そうメフィストは渋面のまま呟いた。 悪魔くんは、呆れてものも云えなかった。 その頃、妖怪城の一室、そこで二人の大魔王が密談を進めていた。 「オルグとの同盟も結ばれた。これで我々闇の者達も活動がし易くなったと言うもの」 妖怪大魔王が嬉しそうに言う。 「地獄の悪魔達や怪人どもも号令一つで自由に動かせる。だが、我々だけでは心もとないのも事実」 サタンが不安を口に出した。かつて、嵐に敗れたことが彼を慎重にさせているのだろうか。 「せめてガルバーの行方が分かればよいのだが。奴の支配する妖怪やアクマ達も我々にとっていい戦力になるだろう」 「案ずるなサタンよ。これはまだ噂の段階だが、ツクヨミが蘇ったらしい」 ツクヨミ?そうサタンが尋ねる。 「太古の昔猛威を奮った夜の神だ。ヤマトの国の皇子に討たれたと聞くが、それが蘇ったらしい。真相を確かめるべくすでに配下の者に調査をさせてある」 「ほう、それは面白そうだな。ではこちらも大サタンの召喚を急ぐとしよう。それに、クトゥルーを復活させた人間がいるらしい。他の邪神の行方を知っておく必要もあるだろう」 「我々に協力してもらえそうな連中はこれだけかな?」 「デルザー軍団も復活しているが、奴らはすでにバダム側に付いているからな。だが、ジェネラルシャドウならあるいは乗ってくるやもしれん」 こうして、二者の密談は終わった。最後に二人はグラスを高々と掲げ、乾杯の代わりにこう宣言した。 「来たるべき魔の世界のために!」 永遠に続くであろう闇の中から、その者は覚醒した。 その日、月の静寂は破られ、破壊、絶叫、混乱が月面を包んだ。その最中、邪神の神殿が突如としてその異様な姿を月面に現した。 その中で、古の夜の神、ツクヨミが復活を遂げたのである。 ――生きているのか。 長身に鈍く輝く鎧を纏い、その目には冷たい光を湛え、禍々しいまでの威圧感を持つ者。間違いなく彼は生きていた。 神と言えども、肉体を持ちこの世に現れた以上不滅ではない。確かに彼は神話の時代に討たれ、再度封印されて永久の眠りに就いた。なのに。 自分の存在を確かめるかのように手の指を二度、三度動かしてみる。 ふと、足元に目をやると、一振りの刀が落ちていた。アマノムラクモノツルギ。ツクヨミの力の源。 拾い上げ、顔の前に翳し、じっくりと眺める。この剣もまた、悠久の時を超え主と共に現代に蘇ったのだ。 そして彼は一瞬の内に理解した。「大いなる意思」の力を。 そして彼は感じ取った。自分の身体の中から溢れ出る破壊の衝動を。それは遥かなる時の流れの中で恐ろしいほどに肥大していた。 所変わってムーンタウン管理センターの館内のコミュニティ・バー。 旧月面基地から管理センターの職員だけでなくCRの隊員たちの食事と憩いの場であった。 ここにはムーンタウンでの戦いが終わり、CRの隊員たちが一時の休みを過ごしていた。 「本当にお前とまた酒を交わせるのは嬉しいぜ」 「創介、俺もだ、この地球を見ながら飲む酒も格別だな」 「ああ…」 バーのカウンターでは南條と創介が酒を飲み交わしていた。 「澤田君もお前が育てただけの事はあるな、お前の意思を受け継げる資格は十分だろう」 「あいつはまだまだこれからだぜ…」 創介が澤田の事を話した。 その澤田は弥生と一緒にバーの名物、ズワイガニのパスタを食べていた。 「まさか…!?」 「どうしたんだ、弥生さん!」 「ツクヨミが…地球に…!?」 弥生のペンダントがツクヨミの反応を感じ取っていた。 一方、管理センターの管制室では…。 「橘管理官、見てください!」 「何かあったの?」 橘や綾ら他のオペレーターたちは言われるままモニターを見た。 「月から地球へ向けて物凄いエネルギー反応があります!」 「まだ怪獣がいたの…」 綾がモニターを見ながら固まる。 そのエネルギー反応の正体は月から地球へ向かう邪神ツクヨミであった。 世界を闇に。今、邪神が再び動き始めた。 カクレンジャーの五人を見送った百地三太夫は、ネコマルの修理をニンジャマンに任せ、とある山に来ていた。 「お、みんな来よったか」 三太夫の目の前には三人の少年と大男がいた。 幽霊族の末裔の少年、ゲゲゲの鬼太郎。 河童の妖力八十八手を駆使して様々な妖怪を倒してきた河童の三平こと河原三平と相棒の甲羅の六兵衛。 光から生まれ、日本各地を妖怪退治の旅をしている太陽の子、牛若小太郎。 小太郎の旅の相棒の大男、入道の五人であった。 「三太夫さん、僕たちをここに呼んだのでしょうか?」 三平が三太夫に聞く。 「あん妖怪大魔王の封印が解かれたとよんばい」 「大魔王が!?」 鬼太郎があせるような表情で叫ぶ。他の皆も大魔王の復活を聞いて表情が凍りついた。 「確か大魔王はカクレンジャーが封印したはず、誰かがその封印を解いたのですか?」 小太郎も驚いた表情で話す。 「まさかねずみ男やいたち男みたいに金にでも目をくらんだ奴がやったとか」 六兵衛が落ち着いた表情である二人の妖怪の名を口にした。 「六兵衛しゃん、それがあいつらや無いんばい」 三太夫が先ほど、ニンジャマンが描いたマリアの絵を見せる。 「この絵の女性がですか?」 鬼太郎が絵を見て驚く。 「あげん、それが物凄く凶悪な力ば持っていてカクレンジャーだけでは勝てなかんばい」 三太夫が深刻な表情になる。 「やはり、悪魔くんとメフィスト殿の力も必要か…」 入道がメフィストの名を出す。 「二人とも、ドクロンって妖怪ば追っとぅぞ」 「ドクロンってあの宇宙から来た妖怪ですよね」 小太郎がドクロンについて三太夫に話す。 「そん通りばい、奴も地球に来とぅ位やけん世界中でん多くの妖怪が蘇ったとよんばい」 「それなら、一刻を争いますね、急ぎましょう」 鬼太郎が決意を固める。 「妖怪は各地におるから、それぞれ散らばって行動した方がよかかもしれなかかもな」 「そうですね、メフィストさんには遅れをとりませんから!」 三平が元気良く決意する。 「よし、みんな、頼んばい」 そして、彼らは妖怪との戦いへ向かった。 オルグのアジト・マトリックス内では、帰還したウラを交え、3人のハイネスデュークが今後について話し合っていた。 「すでに3人のデュークオルグを失っておるのだ。我等オルグも戦力を補強せねばならん」 「3人?狼鬼はどうした?」 ウラがラセツに尋ねる。 「千年の邪気はまだ生きている。もっとも、最早我々が御することは不可能なようだ。完全に独り歩きを始めている」 「だがそんな簡単に戦力の補強などできるのか?」 今度はシュテンがラセツに尋ねた。それに対しラセツは笑いとともにこう答えた。 「ラクシャーサだ。我々同様奴もまた蘇っているはず」 「成る程。あのはぐれハイネスの存在をすっかり忘れていたでおじゃる」 「そうと決まれば今すぐにツエツエ・ヤバイバの二人をラクシャーサの眠る地へと派遣しよう!」 「ラクシャーサが加われば妖怪どもにでかい顔をさせずに済むわ。ふはははは」 3人の鬼の笑い声がマトリックス内にこだました。 「どうやら、こみたいなんだな」 「なんだ、うらぶれた所だな」 「芸術的センスの欠片もないじゃないか」 などとワイワイ言いながら、大きな荷物を持った3人の異形の者たちがやって来た。 ラセツ「何者だ!」 シュテン「ここをマトリックスと知ってのことか?」 その姿を見て、武器を構えるラセツとシュテン。 ウラ「おー、待っていたでおじゃるぞ」 「お前の書いた地図下手すぎて道に迷いまくったぞ」 「それは、すまなかったでおじゃる」 だが、ウラは3人を見ると喜んでかけよると、親し気に話は始めた。 ラセツ「何だ知り合いか?」 ウラ「あっ、そう言えば、言うのを忘れてたでおじゃる。彼等はデズモゾーリアとその子分達でおじゃる。我々オルグは彼等と手を組んだのでおじゃるよ」 そう、この3人は酒場で意気投合したデズモゾーリアとミケラ、ボッファの3人なのであった。 ラセツ「出雲の草履屋と手を組んでどうするって言うのだ?」 デズモ「出雲の草履屋ではない、デズモゾーリアだ!」 ウラ「彼等はかつて、平行世界の地球を支配した凄い連中でおじゃるぞ。手を組んで損はないでおじゃる」 シュテン「だが、我々は妖怪どもと手を組んでいるではないか、それはどうするんだ?」 デズモ「なんだ、他の連中とも手を組んでいるのか?」 ウラ「麿が帰ってくる前に決まったのでおじゃるよ」 ミケラ「だったら、そいつらと合わせて同盟を結べばいいんだな。そう、例えるなら植民地獲得競争に乗り遅れた、日・独・伊の三国同盟みたいになんだな」 ラセツ「嫌な例えだな。おい」 デズモ「よし、そうと決まれば、早速祝宴だ。ボッファ」 ボッファ「はいはい」 ボッファは風呂敷を開くと酒やら食べ物を出し始めた。 ラセツ「まて、勝手に決める…」 シュテン「いや、ラセツよ。ここは、奴等とも手を組んだ方が得かもしれんぞ。かつて、平行世界の地球を支配した実力のある連中だし、ウラと意気投合して同盟を結んだんだ、 いざと言う時は我々の側について妖怪共より優位になれるぞ…それにだ」 ラセツを制してシュテンは言った。 ラセツ「それに?」 シュテン「あの料理の数々の旨そうな事、ここから見ただけでも絶品だと分かる」 ラセツ「はぁ?」 シュテンは、デズモ達が持って来た料理を見て涎をたらした。 ウラ「何を話してるでおじゃる。酒も料理もなくなるでおじゃるぞ」 すでに飲み食いを始めているウラは二人に声をかけた。 ミケラ「エブォリアン宮廷料理人の料理は絶品なんだな」 ウラ「なんとオルグ御用達のオヤジに作ってもらったのか!」 シュテン「待て、私にも食わせろ!」 シュテンは慌てて駆けて行った。 ラセツ「…もしかして。料理に釣られて同盟に賛同したのか?」 その頃、ラセツ達に命じられるままにツエツエとヤバイバのコンビはラクシャーサが眠る地へとやって来ていた。 「おい、本当にラクシャーサ様まで蘇っているってのか?」 「知らないわよ。ラセツ様達はそう仰っていたけど……」 「これでラクシャーサ様がいなかったら、俺達馬鹿だぜ馬鹿」 「そうねぇ。はぁ、街に出て大暴れでもしたらスカッとするんでしょうけれど、最近やたら妙でしかも強い連中がいっぱい出てくるし……」 と、突然恐ろしいまでの邪気が2人の周囲を包み込んだ。 「おいこれって……」 「間違いないわ!やはりラクシャーサ様はここに……」 「ふははははは、呼んだかお前達」 見ると、そこにははぐれハイネス・ラクシャーサが立っていた。 「おお、ラクシャーサ様!」 「出迎えご苦労。それは褒美だ。受け取れ」 ツエツエ達を包んでいた邪気が消え去ると、2人はそれぞれ装甲ヤバイバ、装甲ツエツエへとパワーアップしていた。 「おお、ありがとうございますラクシャーサ様!」「力が満ち溢れてくる!」 「さてお前達、わしがこれからどうしたいか分かるな?」 「それは勿論……」「戦士の魂を喰らいに……でございましょう?」 3人の鬼の邪悪な笑い声が荒野にこだました。 札幌ではギャオスとの戦いを終えたジャスピオンと綾奈たちが今後について話し合っていた。 「本当にありがとうございます、あなた達がいなければ大魔神はギャオスに負けていたかもしれません」 綾奈がジャスピオンとアンリに礼を言う。 空を飛べない大魔神にとってダイレオンは思わぬ助け舟だったであろう。 「おいおい、何を言っているんだ、大魔神もすげぇ強かったぜ」 「おいこら、アンリ、でもどうして大魔神が甦ったのですか?」 口を挟むアンリをジャスピオンが止める。 「ええ、大魔神は大いなる意志の魔の手から地球を守りたいと言っています。 その綾奈ちゃんの声に答え、大魔神は目覚めました」 美都が静かに語り始めた。 「地球の悪ねぇ、まあその大いなる意志の力が働いているみたいですけど」 「大いなる意志の配下だけではありません、封印されていた妖怪やオルグも目覚めているわ」 綾奈がジャスピオンの問いに答える。 「オルグって、おいら達昨日そいつらと戦ったぜ!」 「えっ、そうなのですか!?」 アンリの答えで綾奈が驚く。 「アンリの言うとおり、俺達は昨日地球へ来たばかりの時にオルグと戦いました。そのオルグは大いなる意志とは関係なく元からある悪の力で動いていました」 「悪の力…ね」 美都が何かに気づいたように呟く。 「あっ、大魔神が!」 綾奈ははっと大魔神の方を向くと大魔神が何かに気づいたらしい。 「綾奈ちゃん、どうしたの!?」 「大魔神は奥多摩で怪獣が暴れていると言っています!」 綾奈は美都達に大魔神が奥多摩に怪獣が現れた事を告げる。 「よし、それならおいらのダイレオンで連れっててやるから!」 「ありがとうございます、大魔神も大喜びです!」 綾奈が嬉しい表情になる。 「それなら奥多摩へ急ぎましょう!」 美都に言われるまま一同は奥多摩へ行く準備を開始した。 更にその後、マトリックスでは同盟結成の祝いで、皆はすっかりへべれけになっていた。 ミケラ「いやー、あっという間に大きくなったんだな。ここの環境は、成長に適してるんだな。ヒック」 マトリックスの隅に植えて立派になった命の実のなる木を見てウラは惚れ惚れして言った。 ラセツ「こら、変な物を勝手に植えるな」 ミケラ「変な物とは何だ、変な物とは!ヒック。これは、我々がトリノイドやギガノイドを生み出すために 必要な命がにゃるんだヒ~ク!今、僕は水道管が破裂したようにアイデアが溢れ出てるから、新しい トリノイドをどんどんつくつちゃだなーー」 ウラ「おーーー、それはなんか凄いでおじゃるーー」 シュテン「つていうか、オリジナルキャラはNGだろーが!」 ミケラ「にゃーに、トリノイドの名前なんて覚えてる奴はいないから、バレやしないんたせなヒック」 ボッファ「それもウ~イ。おれもオリジナルを作っちゃうぞ。「ラブマシーン」なんてどうだ」 一同「モー娘で。今さらラブマシーンかい!」 ラセツ「あー、そんな事より酒だ酒。酒が無くなって来たぞ!」 デズモ「食べ物も無くなってきたぞ!誰か買い出しに行ってこい!」 ミケラ「僕は嫌なんだな」 デズモ「相変わらず、主人を主人と思ってないな貴様!」 シュテン「パシリ2人は何やってンだ!まだ帰ってこんのか!!」 ウラ「全く使えん連中でごじゃる。帰ってきたらお仕置きでおじゃるな」 思いっきりグテグテになっていると {ククク、感じる。感じるぞ憎きガオレンジャー共の気を} {どうやら、この世界にいるようだな} {捜しまわったかいがあったようだな} シュテン「ん~。誰だ?」 どこからともなく声がすると {では、出るとするか} {ああ} そう言う声とともに部屋の中に雷が落ち、大爆発がおきた。 デズモ「うわっ、何だ一体!」 ラセツ「敵襲か!」 ウラ「さッ酒がー!!」 ボッファ「煮込みがー!!!」 ミケラ「ヒック」 突然の出来事に慌てる一同。 そして シュテン「誰だ、お前等は!」 いつの間にか煙の中に立つている三人の姿を見てシュテンは声を上げた。 「我らはハイネスデューク・ハデスオルグ」 「ネプチューンオルグ」 「ポセイドンオルグ」 そう、彼等は劇場版ガオレンジャーで倒されたオルグ達であった。 シュテン「お前達もハイネスデュークか。」 ネプ「おお、この世界にも我らが同士オルグがいたのか」 ハデス「いかにも、我らは別の世界にいたハイネスデューク。ガオレンジャーに倒されたが 『大いなる意志』の力で蘇り、奴等に復讐するために次元を探し続け、ガオレンジャーの気を 感じ、ここにやって来たのだ」 ウラ「おお、我らと目的はおなじでおじゃるか!」 ハデス「では、お主達も!?」 シュテン「我らの敵もガオレンジャー」 ハデス「では、我ら力を合わせガオレンジャーを倒そうぞ」 ラセツ「そして、世界を我らとエボリアンの手に!」 ポセイドン「おー、酒じゃン。宴会をやっていたのか」 ミケラ「同盟の祝いをしてたんだな」 ハデス「では我らも、仲間にいれてもらおうか。おい」 ネプ・ポセ「ああ」 ハデスに促され、2人は酒とつまみを皆に見せた。 一同「グッジョブ!!!」 奥多摩では…。 代々この地を守ってきた地蔵に罰当たりな事に狐の姿をした妖怪が爆弾をセットしていた。 「ったく、人使い、いや狐使い荒いっちゅうねん」 狐の姿の妖怪、うらぎらが愚痴を言いながら爆破スイッチを入れた。 彼は貴公子ジュニアから多額のギャラでこの仕事を雇われたのであった。轟音と共に崩れ落ちる地蔵。 「グギャァァァ!」 「ど、どでかい閻魔様やでぇ!」 うらぎらが見たのは巨大な閻魔大王の姿をした、閻魔怪獣エンマーゴであった。 その地蔵はエンマーゴを封印していたが、地蔵をうらぎらに爆破された事により再び目を覚ました。 「え、えらい事になってしもうた、ここは逃げるでぇ!」 うらぎらは猛スピードで逃げていった。 「牛若、あの閻魔様は俺達じゃ太刀打ち出来ないだろう」 「こんな時にメフィストさんでもいたら」 小太郎と入道がエンマーゴを見ながら何も出来ない自分達に悔しさを滲み出していたその時…。 エンマーゴに向かい無数の機銃が放たれた。 「あれは」 小太郎が指を刺した方向にはダイレオンに乗った大魔神が立っていた。 「古代の日本を救った巨人、大魔神か!」 大魔神を見て入道が叫ぶ。 「しめしめ、ここは逃げまひょか…」 「あっ、うらぎらが!」 二人の目を盗んでうらぎらがその場を逃げようとしていたが、見事二人にばれ、二人に追われる。 「頼むぜ、大魔神」 「ウォォォ!」 ジャスピオンに答えるかの様に大魔神は顔を変えダイレオンから飛び降り、エンマーゴに剣を振るが、エンマーゴの盾で防がれる。 それでも大魔神は何とか着地した。 「あっ、大魔神が危ない!」 「綾奈ちゃん、心配するなって!」 ダイレオンのコックピットで綾奈が苦戦する大魔神を見て声をあげるが、アンリに促されるまま大魔神を見守る。 「こっちも行くぜ、戦闘巨人ダイレオン!」 ダイレオンは変形し、エンマーゴをキックで吹き飛ばし、着地した。 「よし、一気に決めるぜ!」 ジャスピオンに言われ、エンマーゴに向かいポーズを執る大魔神とダイレオン。 その時、エンマーゴが立ち上がり、黒煙を吐いた。 「くっ、黒煙で前が見えないわ!」 同じくダイレオンのコックピットにいた美都の言う通り黒煙でエンマーゴを見失ってしまう。 「大魔神…お願い!」 綾奈が呟いた途端、大魔神が仁王立ちをした。 「グォォォォ!」 大魔神の目が光り、一瞬にして黒煙が消え、エンマーゴが姿を見せた。 「凄い…」 美都が驚きのあまり言葉を失う。 「ここにいたのか、ダイレオンフラッシュ!」 ダイレオンの胸からの光線、ダイレオンフラッシュをエンマーゴは盾で防ぐが、その盾もダイレオンフラッシュの火力に耐え切れず、粉々に砕けた。 「今よ、大魔神!」 「グォォォォ!」 大魔神が綾奈に答えるかのごとく雄たけびをあげ、エンマーゴの首を一気に斬られ、倒れた。 「ふう、倒したか…」 エンマーゴを倒し安堵の表情を浮かべるジャスピオン。 「美都さん、これだけの妖怪も復活してます、だから誰かに伝えた方がいいじゃないでしょうか?」 綾奈が提案する。 「そうね、手近な所では地球平和守備隊の嵐山長官ね」 美都が嵐山長官の名前を出す。 「おい、ジャスピオン、嵐山長官って…」 「そうだ、美都さん、俺達も嵐山長官に合おうっと思っていたんですよ」 アンリが言った事がジャスピオンは嵐山長官に銀河バイブルを渡そうとしていた事を思い出した。 丁度、ジャスピオンが地球に戻っていたとき、 帝王ゲンバーがバルカンベースを襲っていた矢先で、更には嵐山長官の指示で札幌に向かったのである。 「じゃあ、それならバルカンベースに向かいましょうか!」 綾奈もバルカンベース行きに賛成した。 「よし、ダイレオン発進だ!」 大魔神を上に乗せてダイレオンはバルカンベースへ向かっていった。
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説明 概要 このデッキの弱点 派生デッキ 説明 漫画版オリジナルキャラクター・三沢大地の使用するカード群を用いたデッキ。 その最大の特徴は、墓地から特殊召喚される事によって効果を発揮するモンスター達である。 第5期に入ると、フィニッシャーとしての活躍を見込めるモンスターも登場してきた。 様々な種の妖怪が、何度でも墓地から現れては攻めてくる光景はまさに百鬼夜行。 概要 基本戦術としては、各種妖怪を墓地へ落としてはそれを蘇生し、その蘇生時のモンスター効果を活かして戦っていくものとなる。 墓地蘇生時に効果を発動できる妖怪は以下の通り。 《妖怪 酒呑童子》~ 通常の攻撃力は1500だが、墓地から特殊召喚された時に攻撃力が2300まで上昇する妖怪。 上級ボーダーの2400にこそ一歩及ばないものの、《サイバー・ドラゴン》クラスを殴り倒せる攻撃力を下級で持てるのは魅力である。 ~ 《妖怪 陰魔羅鬼》~ 墓地から特殊召喚された場合に1枚ドローの強制効果を持つ。効果自体は《灼熱ゾンビ》と同じであり《聖鳥クレイン》の下位互換であるが、 サポートの存在する妖怪デッキにあってこのカードは真価を発揮する。妖怪の強さを支えるドローソースの1枚。 制限カードであるため、このカードによるドロー強化を中心に戦略を組み立てたい場合《おろかな埋葬》などでサーチする必要がある。 ~ 《妖怪 カラス天狗》~ 墓地から特殊召喚された場合に表側表示のモンスター1体を破壊する効果を持つ、【妖怪】唯一にして最大の除去カード。 このカードをいかに場面を見極めて墓地召喚するかが、デュエルの主導権を握るための大きな鍵となるだろう。 ~ 続いて、墓地からの特殊召喚による誘発効果以外を持つ妖怪で、このデッキに有用なものを紹介する。 《妖怪 一反木綿》~ このカードを戦闘で破壊したモンスターの攻守を1000ポイントダウンさせる。 自身の戦闘破壊が条件とスピードが遅く、地味な効果と言えるがその低下量は大きく、最上級クラスのモンスターであろうとも このカードの効果を受けた後ならば戦闘破壊も容易になるだろう。 《妖怪 馬頭鬼》~ ある意味妖怪の中で最も重要視されるモンスター。 墓地のこのカードをゲームから除外する事で、墓地の妖怪1体を特殊召喚できる。 手札・場のカードを一切消費せず、墓地召喚誘発の妖怪の効果を発動できるため非常にマルチかつスピーディな展開が可能である。 このデッキの戦いの肝は、いかにこのカードを有効活用していくかにあるといっても過言ではないだろう。 2009/03制限改訂により制限カードとなったため、あまりこのカードに頼らないデッキ構築が求められることとなった。 《妖怪 牛頭鬼》~ 手札の魔法・罠1枚を妖怪版《おろかな埋葬》に変換する。 《妖怪 馬頭鬼》や墓地からの特殊召喚による誘発効果を持つ妖怪を墓地に送ることができる。 自身の攻撃力もアタッカーとしてギリギリ許容範囲の1700。 《妖怪 東方護天ノワール》~ 妖怪の下級アタッカーでは墓地から特殊召喚された酒呑童子に次ぐ2150を持つ。 他の妖怪と並べなければ攻撃後守備表示になってしまうがこのデッキの打点としては革命的。 《妖怪 西方護天折女》~ デメリットなし攻撃力1850、条件付で貫通効果付与も持つのでこのデッキにおけるメインアタッカーとして安定した活躍が見込める。 《妖怪 南方護天野菊》~ 守備力は《サイバー・ドラゴン》を止められる2150。平均ステータスの低いこのデッキにおいては序盤の壁として貴重な存在。 攻撃を引き受けてくれる効果もあるので、序盤に下級妖怪を並べたい時も役立つ。 チューナーモンスター 《妖怪 ケサランパサラン》~ レベル1、植物族、低ステータスのため特殊召喚手段は余るほど存在する。 レベル上昇効果は不確定なので《妖怪 鵺》を狙うのは難しいか。 《妖怪 影女》~ 召喚したときにレベル2以下の妖怪を墓地から特殊召喚する。 低レベル妖怪には有用なものは少ないものの、1枚で《マジカル・アンドロイド》を呼べる他、高レベルシンクロにも繋げやすい。 レベル3なので《妖怪 鵺》に繋ぎやすいのも高評価。 上級・最上級モンスター 《妖怪 九尾の狐》~ 貫通効果と戦闘破壊された時にトークンを残す効果を有し、ビートダウンの際の主戦力として活躍する。 しかしながらステータス自体は一般的な上級に劣り、墓地召喚された酒呑童子にも劣る。 このカードの真価は貫通による相手への追撃と、そしてアドバンス召喚による下級妖怪の墓地送り、にある。 《妖怪大将 ぬらりひょん》~ サーチ効果と攻撃力上昇効果により序盤から終盤まで安定した活躍が見込める。 《妖怪 九尾の狐》とは攻撃力が同じで効果の方向性も違うため、どちらを採用するかは個人の好み。 《妖怪 件》~ 除去は墓地送り効果であるため《スターダスト・ドラゴン》等に邪魔されず、強力。 攻撃力も2500と申し分ないが、自壊効果により一癖あるモンスターとなっている。 アタッカーとして用いる場合は《妖怪 鵺》を使おう。 《妖怪 鵺》~ 妖怪唯一のシンクロモンスター。攻撃力は2600と、レベル7にしては高い。 墓地から妖怪を特殊召喚できるが、効果が無効になってしまうため単純に攻撃力が高いものを狙おう。 《妖怪王 独眼流政宗》~ 待望の妖怪最上級モンスター。手札コスト1枚で妖怪を墓地から特殊召喚できる。 下記の《妖怪 北方護天お町》とのタッグが特に強力。 但し、リリース2体で攻撃力2600、更にフィールドを離れると除外されるためアドバンス召喚は極力避けたい。 《妖怪 北方護天お町》~ 必然的に《妖怪王 独眼流政宗》との併用を強いられるものの、その攻撃性能は強力無比。 妖怪の最強フィニッシャーであるため、このカードを生かせるようにデッキを組めば十分強い。 サポートカード~ 《もののけの安息》~ 自分フィールドの妖怪1体を墓地へ送る事でデッキからカードを2枚ドローする通常魔法。 墓地に送るのは効果のため、手札から直接捨てられる《デステニー・ドロー》や《トレード・イン》よりも妨害されやすくやや使い勝手が悪い。 しかし《妖怪 陰魔羅鬼》や《妖怪 カラス天狗》など、特殊召喚される機会が多いにもかかわらず 特殊召喚された後は「むしろ場に残らず墓地へ置かれていた方が良い」モンスターを処理する事が出来るため、非常に重要なカードである。 《怨霊の執念》~ 相手が特殊召喚を行った時、こちらも墓地の妖怪を特殊召喚できるカード。 発動トリガーを相手に依存しているため安定性に欠けるが、反面奇襲性は高い。 《もののけの巣くう祠》~ 上と似ているが、こちらは直接攻撃時に発動できるため防御性が高い。 反面、特殊召喚した妖怪がゲームから除外されるデメリットが存在する。 《妖怪王 独眼流政宗》とならデメリットの共有が可能。 オリカ以外のカードでは、妖怪をサーチ兼墓地送りにする《おろかな埋葬》は序盤から中盤にかけて大活躍してくれるだろう。 墓地に送るカードは不確定なものの、《カードガンナー》や《魔導雑貨商人》、ライトロード等一般的な墓地肥やしモンスターとも非常に相性がいい。 また、妖怪の墓地召喚をサポートするカードで軽いものは実のところ《妖怪 馬頭鬼》と《怨霊の執念》、《もののけの巣くう祠》の3枚しか存在せず、残りはシンクロモンスターである《妖怪 鵺》(効果無効)と最上級モンスターである《妖怪王 独眼流政宗》のみである。 よって、効果を最大限に活かす場合《時の機械-タイム・マシーン》などといった、汎用性のある特殊召喚カードも好みに応じて採用する必要があるだろう。 《妖怪 馬頭鬼》の効果を再利用する《異次元からの埋葬》も強力なサポートとなる。ただし複数枚の採用は事故の元にもなるので注意。あるいは別の除外ギミックを入れるのもいいかもしれない。 これら墓地からの特殊召喚カード全てに対応しドロー強化を行う《生還の宝札》も強力なシナジーを持っていたが、2009年9月の制限改定で禁止カードとなってしまった。 このデッキの弱点 下級モンスターの打点不足はある程度改善されたものの、依然手軽に使用できる単体攻撃力は《妖怪王 独眼流政宗》の2600なので相手の3000台モンスター1体に蹂躙されてしまうこともしばしば。 また、ある程度状況が整うまでは低ステータスの妖怪を単発で召喚して凌ぐ事しか出来ない。 よって高攻撃力で押し切るデッキや大量展開で攻めるデッキには相当の苦戦を覚悟しなければならないだろう。 前者の場合は《妖怪 カラス天狗》等で対処するしかない。 魔法・罠を除去するカードは皆無なので《王家の眠る谷-ネクロバレー》には注意が必要。シングルでも対策できるようにメインから《ツイスター》等を入れたりして対策をとろう。 また、除外関連のカードにも滅法弱い。《異次元からの埋葬》を採用しているならばある程度対応できるかもしれないが…… 持続的・永続的に除外を行ってくるデッキに対してはただの低ステータスカードの集まりにしか過ぎなくなってしまう。要注意。 派生デッキ 【妖怪ブースト】 《妖怪 酒呑童子》や《妖怪 一反木綿》といった通常のビートダウン用のモンスターを敢えて抜き、 《妖怪 陰魔羅鬼》と《生還の宝札》、《妖怪 馬頭鬼》と《異次元からの埋葬》のコンボなどによる手札増強を第一に狙い、 合わせてモンスターを大量展開、《団結の力》などで戦闘を補佐し一気呵成に勝負を決めるタイプ。何よりも瞬発力が要求され、勝負をかけるターンを見誤らない事が大切。 反面、一部のコンボカードに頼り切りになる場合が多いため《封魔の呪印》等で対策を打たれた場合成す術なくなってしまう。 スピードを上げた代わりにガードとタフネスを犠牲にした構築。 《生還の宝札》の禁止カード化により、構築がほぼ不可能になってしまった。 【妖怪アイス】 上では触れなかったが、【アイスカウンター】で使用される《妖怪 雪女》や《妖怪 雪ん子》もまた、妖怪の名を冠するモンスターである。 それを利用し、【妖怪】と【アイスカウンター】を複合させたテクニカルデッキ。二つのデッキのネタを混在させているため事故率は上昇するものの、 うまく立ち回れれば【妖怪】の弱点である高攻撃力と(で)の戦闘、【アイスカウンター】の弱点である継続的なドローとモンスター展開を補う事が出来る。 詳しくは【妖怪アイス】の項にて。 【妖怪シンクロ】 《ジャンク・シンクロン》のエラッタによって妖怪限定ながら最強の汎用性を誇るチューナーとなった《妖怪 影女》をメインにしたシンクロデッキ。《妖怪 船幽霊》《妖怪 雪ん子》などのレベル2非チューナーを釣り上げ手札1枚で動く安定型とレベル1チューナー《妖怪 ケサランパサラン》を釣り上げフィールドに残っているモンスターと合わせて様々なシンクロモンスターを連続展開する連続シンクロ型に分けられる。 安定型の利点としてはやはり単純にカード1枚から上級モンスターの打点が出せるため単純に安定する。また構築上必須となるカードが殆どないため既存の妖怪に《妖怪 影女》《妖怪 船幽霊》あたりを入れておくだけで出張として機能する。ただシンクロモンスター全般の制限化に伴いやや組む意義が薄れてしまった感はある。《マジカル・アンドロイド》の次に出てくるのが《X-セイバー ウェイン》というのは正直頼りない、というか頼れない。そのためこれをメインに据えるならシンクロ召喚以外にもモンスターを処理する手段を用意したい。《妖怪 大江山朱点童子》は序盤の墓地肥やしとサブウェポンを兼ねられるので好相性だと言える。 連続シンクロ型の利点としては安定型よりも出せるモンスターの量・質共に圧倒的に上回るため弾切れに陥りにくくギミックによる制圧力が高い。また最大の特徴として妖怪の名・闇属性と光属性という恵まれた属性のチューナー2体による経由シンクロという要因によって様々な専用シンクロを出すことが出来る。そうしたカードはスペック面で優秀なことが多くデッキパワーの底上げに繋がり、そしてなにより多数の個性的なシンクロモンスターを状況に応じて使い分けられるのは非常に楽しい。 +このデッキによって出せる専用シンクロ一覧 《妖怪 影女》+《妖怪 ケサランパサラン》+レベル4モンスタールート《スターダスト・ドラゴン》 《レッド・デーモンズ・ドラゴン》レベル7に汎用枠には存在しない闇属性シンクロモンスターである《妖怪 鵺》が存在するためこれを《妖怪 影女》+レベル4モンスターの経由ルートに選択することで《スターダスト・ドラゴン》との使い分けが可能。 《ライトエンド・ドラゴン》《神聖騎士パーシアス》 《ライフ・ストリーム・ドラゴン》《妖怪 ケサランパサラン》が光属性なので《パワー・ツール・ドラゴン》経由から召喚可能。 《メンタルスフィア・デーモン》《サイコヘルストランサー》or《マジカル・アンドロイド》経由で。貴重なエクストラの枠を《サイコヘルストランサー》に使うか数少ないレベル5枠の《マジカル・アンドロイド》を消耗するか、強力ながらこのカードを入れるかどうかも含めて考えさせられることが多い。 《ライトニング・トライコーン》《妖怪 鵺》経由から。ほぼ出せるだけ。 《妖怪 鵺》《レッド・デーモンズ・ドラゴン》への経由要員。墓地に非チューナーの妖怪が存在すれば《妖怪 ケセランパサラン》と合わせてシンクロモンスター2体の展開も可能。 《アーカナイト・マジシャン》《妖怪 貧乏神》+《妖怪 影女》から。また光属性なので効果使用後低ステータスを晒すことなく《スターダスト・ドラゴン》《ライトエンド・ドラゴン》《神聖騎士パーシアス》その他汎用シンクロのいずれかに繋げられる。 その他レベルルート《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》《レッド・デーモンズ・ドラゴン》+《妖怪 影女》+《妖怪 ケセランパサラン》から。優秀なステータス・耐性とは裏腹に《妖怪 影女》2体や《妖怪 馬頭鬼》などの蘇生駆使など比較的出せる状況が多い。相手のデッキタイプにもよるが大抵の状況で積極的に召喚を狙っていくべきカード。 《XX-セイバー ガトムズ》《妖怪 影女》+《大地の騎士ガイアナイト》から。序盤どうしてもチューナー2体揃わず《大地の騎士ガイアナイト》を立てざるを得なかった状況のフォローなどに。 《ブラック・ローズ・ドラゴン》《妖怪 影女》+《妖怪 ケセランパサラン》+レベル3モンスター。《妖怪 ケセランパサラン》が植物族なのでレベル6経由に《スプレンディッド・ローズ》を選択することで《ブラック・ローズ・ドラゴン》の効果発動条件を満たせる。墓地の《妖怪 ケセランパサラン》を除外することや貴重なエクストラデッキの枠を貧弱な《スプレンディッド・ローズ》に回す必要があるなど相応のリスクもあるがレベル3のクリッターによるアドバンテージ回収も併せて強力な切り返し手段となる。 《シューティング・クェーサー・ドラゴン》《ライフ・ストリーム・ドラゴン》が比較的簡単に出せることや経由シンクロ式なので墓地にドラゴン族シンクロモンスターが大量に溜まる性質から各種蘇生カードを駆使すればこのカードの召喚も夢ではなくなる。投入するには多少専用構築よりになるがもう1体の切り札である《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》召喚の補助にも使えるのであまり傾倒しすぎなければ腐ることは少ない。最強のゲームエンドメーカーであるがこのデッキでも必要なカードは多くリスクは大きいので現実的に強力な《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》とどちらのルートを選択するかは戦況を見てよく考える必要がある。 こちらの型の弱点としては安定型と異なり非チューナーのモンスターを自前で用意しなければならないので単体では機能しない。また《妖怪 影女》《妖怪 ケセランパサラン》がないことには何も始まらないのでそれらのサーチ・リクルート・サルベージなども必要になる(《深海のディーヴァ》《ジャンク・シンクロン》あたりで多少は補えるがわざわざ入れるかというと考えもの)。こうした要因からデッキスペースに余裕がなくほぼ専用構築となる。またシンクロ召喚できすぎてしまうためエクストラデッキの枠に困る。前述したようにレベル4モンスターの展開・維持が行われるため《No.39 希望皇ホープ》あたりも使いたいところなのだが抜くカードに非常に困る。構築からプレイングまで考える要素が多く高い爆発力を持つが総じて上級者向けのデッキタイプだと言える。 デッキ集
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茶菓子 妖怪茶菓子 (ヨウカイチャガシ) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (妖怪茶菓子.JPG) 価値 重量 特殊効果 12 0.1 茶菓子 甘み 爽快さ 食感 4 4 4 ドロップ情報 星野山千尋窟 コメント 名前 コメント
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「貴様!俺の消火器を火事にするとは、あべこべだ!」 【名前】 妖怪カッパ 【読み方】 ようかいかっぱ 【声】 近藤浩徳 【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー 【登場話】 忍びの2「ラストニンジャになる!」 【所属】 牙鬼軍団 【分類】 妖怪 【好きな物】 相撲 【好きな場所】 レイクサイド 【攻撃力】 ★★☆☆☆ 【不思議な技】 ★★★☆☆ 【吹雪ガス】 ★★★★★ 【集める恐れ】 突然湖から姿を現しては暴れ回り、水辺で襲われる人々から生み出される恐れ 【妖怪モチーフ】 河童 【器物モチーフ】 消火器 【その他のモチーフ】 消防士、スキューバー? 【詳細】 「消火器」が封印の手裏剣と融合し、牙鬼幻月の邪悪な妖気の影響で古来の「河童」伝承を受け継いで変化した妖怪。 絶対零度の吹雪を噴霧して攻撃する他、横綱級の相撲の腕前を誇り、自慢の上手投げで相手を水中に叩き落とす事を得意としている。 また腰にぶら下げた無数のチューブからガスを噴射しての飛行も可能。 既に誕生して街中で暴れていたところを、基地のガマガマ銃の感知能力で駆け付けたニンニンジャーと交戦する。 熱血漢なアカを「(色は赤いが)まだまだ青い」と見下して相撲勝負で彼を投げ飛ばし、さらに他のメンバーも冷凍ガスを噴射させて苦戦させるが、エリート肌で忍法を易々と使えるアオの火属性の「めらめらじゃー」で燃やされ、一時撤退する(ちなみによく見ると、去り際に踏みつけられたキにも火が引火していた)。 その後、再び街に出没して暴れていると単身でやってきたアオと交戦するが、慢心している彼の油断を誘い、今度は両手を使って威力を倍増させた冷凍ガスで彼の「めらめらじゃー」を打ち破る。 しかし、八雲を変身解除に追い込んだものの、「本番で強くなる」と自称する天晴の助太刀で妨げられ、2人が変身したニンニンジャーと戦闘を再開。 互いにライバル心を抱いて切磋琢磨する2人を相手に苦戦し、さらに金属性の「きんきらじゃー」の発動に警戒していたが、それが頭上からの盥落としだと気付かず、頭部に直撃して大事な皿を割られてしまう。 そして疲労困憊しているところを二人の必殺技の同時攻撃を受けて爆散する。 その後、九衛門の「肥大蕃息」の力で巨大化し、シュリケンジンと交戦。 お得意の冷凍ガスがドラゴシールドに防がれて無効化されると、背後のジェットで空を飛んで逃走を図り、身軽であっても対空戦術を持たないシノビマルを翻弄する。 だが、ロボの主導権がアオに移った事でシュリケンジンが「シュリケンジンドラゴ」に変形すると形勢が逆転。 自分以上に大空を縦横無尽に飛び回るドラゴに全方位から斬り刻まれて近くの山場に叩き落され、最期は必殺の「ドラゴバースト」を浴びて敗北した。 【余談】 なお、『河童』と言えば頭頂部に水を入れた皿があることで有名な妖怪だが、実は消防士のように頭部に被っているヘルメット全体がそれらしい。 デザイナー・K-SuKe氏によると「『器物に封印の手裏剣が刺さり、それが妖怪になる』という話だった為、消火器の殻を割って、河童が内側から無理矢理出てきたような姿をコンセプトにデザインした」らしく、他にも「『消火』からの連想で頭部の皿を消防士のヘルメットのようにし、泳ぎの得意な河童から消火器をスキューバダイビングの装備のようにした」とコメントしている(DVDの映像特典の「忍者秘伝ノ書」より)。
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「間もなく発車いたします ご乗車ください、ご乗車くださ~い!」 【名前】 妖怪ワニュドウ 【読み方】 ようかいわにゅうどう 【声】 小杉十郎太 【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャーTHE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド 【所属】 牙鬼軍団 【分類】 妖怪/合成妖怪 【好きな物】 線路 【好きな場所】 トンネル 【攻撃力】 星3 【不思議な技】 星4 【特急】 星5 【恐れの収集法】 不明 【妖怪モチーフ】 ワニュウドウ(輪入道) 【器物モチーフ】 クライナー 【詳細】 邪悪な妖気の宿った手裏剣の影響で「クライナー」が変化した妖怪。 幻を操る能力を有する。 いつもはクライナーロボの状態で、風貌は輪入道の顔が付いた等身大のクライナーロボ(前作のVSでも等身大のクライナーロボが登場している。)。 ニンニンジャーを闇忍者ランドへ乗車させようと目論むが、トッキュウジャーの妨害に遭い失敗。 唯一、天晴のみ闇忍者ランドに送り込み、闇博士マーブロとの契約は終了。 現実世界に戻り「十六夜九衛門」の指示で「恐れ」を集めようとするが、新戦隊の「動物戦隊ジュウオウジャー」によって「デスガリアン」の怪人と間違えられ、複数のジュッカラゲと共に交戦。 複数のジュッカラゲが全滅してしまい、ジュウオウジャーの前になす術もなく、ジュウオウジャーの「ジュウオウシュート」を受け爆散した(その際は「なめててすいませんでした~!」と発言。)。 ニンニンジャー忍びの43では妖怪カルタの絵柄として先行登場。 【妖怪烈車】 妖怪ワニュウドウがクライナーへと変化した烈車形態。 ニンニンジャーを乗車させ、闇忍者ランドへ向かう途中で幻の空間へ引きずり込んだ。 トッキュウジャーの妨害に遭う。 【余談】 声を演じる小杉十郎太氏はスーパー戦隊シリーズで何度か怪人の声を担当。
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劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!! 劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!! オリジナル・サウンドトラック imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!! オリジナル・サウンドトラック(Amazon) 発売元・販売元 発売元:コロムビアミュージック 販売元 発売日 2009.0624 価格 2500円(税抜き) 内容 『ゲゲゲまつりだ!五大鬼太郎』 ゲゲゲの鬼太郎(フル・ヴァージョン) 歌:ザ・50回転ズ with 妖怪横町の仲間たち プロローグ〜メインタイトル 華のテーマ 鬼太郎登場 鏡の恐怖 母の異変〜大蛇女 重要参考人!?ねずみ男 謎の巨大妖怪 鏡の中の世界 脱出 鬼太郎の苦戦 霊力復活 「ありがとう鬼太郎さん」 華、妖怪横丁へ ご当地特別バージョン・ミュージック a)北海道・東北 ご当地特別バージョン・ミュージック b)関東・甲信越 ご当地特別バージョン・ミュージック c)中部・北陸 ご当地特別バージョン・ミュージック d)近畿 ご当地特別バージョン・ミュージック e)中国・四国 ご当地特別バージョン・ミュージック f)九州・沖縄 楽しき妖怪横丁 妖怪横丁との別れ 華の涙 ネコ娘、駆け抜ける 妖怪ぞくぞく出没す! 百鬼夜行 閉ざされた華の心 ヤトノカミの怨念 古代からの因果 鬼太郎の怒り 激戦!華を取り戻せ!! 無頼針 ヤトノカミ復活 妖怪総力決戦 鬼太郎、突撃!〜母娘の絆 地獄究極奥義・烈闘星覇 大円団 優しい心 ゲゲゲの鬼太郎(映画サイズ) 歌:ザ・50回転ズ with 妖怪横町の仲間たち 備考
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「栄光の架け橋は脆かったべ~」 【名前】 妖怪ヤマワラワ 【読み方】 ようかいやまわらわ 【声】 平井啓二 【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー 【登場話】 忍びの13「燃えよ!ニンジャ運動会」 【所属】 牙鬼軍団 【分類】 妖怪/合成妖怪 【好きな物】 新記録 【好きな場所】 山 【攻撃力】 星3 【不思議な技】 星2 【猛ダッシュ】 星5 【恐れの収集法】 不明 【妖怪モチーフ】 ヤマワラワ(山童) 【器物モチーフ】 陸上スパイク 【他モチーフ】 アスリート 【詳細】 邪悪な妖気の宿った手裏剣の影響で「陸上スパイク」が変化した妖怪。 全身の筋力を両足のスパイクをしっかり送達して走り、陸上競技で新記録を樹立する事のできる実力者だが、フェアプレイを無視するスポーツマンシップの欠片もない(三人四脚で序盤は戦闘員は本物だったが、途中から偽者に入れ替えるなど。)。 鋭利なスパイクで攻撃する「だべキック」、超巨大砲丸を相手に投げる「鉄球投げ」などの攻撃を駆使する。 「だべ~(べ~)」が口癖。 元となった物は「晦正影」が用意、「正影」が術で生み出す。 くす玉にとらわれたアオ、シロ、モモ以外の3人と「三人四脚」でフェアプレイを無視してレースするが、「キニンジャー」のアドバイスで善戦する事で僅差で負けてしまい、くす玉を壊され集結したニンニンジャーとジュッカラゲ達を伴って交戦、アカとスターニンジャーの合体必殺技「スターライトニンレツザン」により倒される(その際は「おいらは退場の早さも新記録だべ~」と発言している。)。 その直後、小槌が放つ邪気の力によって「肥大蕃息」し、巨大化する。 シノビマル、ロデオマルに翻弄され、合体したキングシュリケンジンになす術もなく、最期は「キング破天荒斬り」を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの。)。 【余談】 デザイナーのK-suke氏によると「『ピンク色のスニーカーと融合するマッチョな山童』とオーダーされ、『山童』は1つ目の妖怪だが、『どうすれば、1つ目とスニーカーが上手く嵌まるか』という事や『登場が決まっていた1つ目の妖怪(妖怪カサバケ)とどう差別化するか』というところで顔の処理に大分悩んだ甲斐があって良い顔になった」らしく、他にも「1つ目の所で靴紐がクロスしているところ、靴紐を口で食い縛っているところ、頭部の月桂冠を髪の毛に見立てたところも良い」とコメントしている(DVDの映像特典の「忍者秘伝ノ書」より)。 声を演じる平井啓二氏はスーパー戦隊シリーズの参加は初となる。
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茶菓子 妖怪茶菓子 (ヨウカイチャガシ) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (妖怪茶菓子.JPG) 価値 重量 特殊効果 12 0.1 茶菓子 甘み 爽快さ 食感 4 4 4 ドロップ情報 星野山千尋窟 コメント 名前 コメント
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妖怪の日とは、妖界に存在する日である。3月8日が「妖怪の日」であるとされている。 2009年から日刊となった『妖界東西新聞』でも、この「妖怪の日」が365日のうちの唯一の新聞休刊日となっている。 妖界東西新聞・2009年の「妖怪の日」 ――「三月八日はようかいの日につき休刊いたします。」の文言つきで休刊日のお知らせが掲載されている。以後、毎年同様の形式が用いられている。 由来 3月8日が「妖怪の日」とされているのは、水木しげるの誕生日が3月8日(大正11年)であることに由来して言われて来ている。 「妖界をつくろう!!」(2006年~)を起点とした妖怪東西新聞など「妖界」での設定も、その点が明確な理由づけとなっている。なお、「妖界をつくろう!!」のスタート日である8月18日は「造物祭」として別箇に存在しており、「妖怪の日」とは関係して来ない。 3月8日に人間の世界では、妖怪の絵を描いたり、「妖怪の日なので妖怪の本棚を撮す」というタグづけで妖怪に関する資料などが詰まってる本棚(あるいは秩序を失った本の山)の写真を挙げるなどの行為が行われている。 Twitterで「妖怪の日なので妖怪の本棚を撮す」のタグが用いられたのは氷厘亭氷泉氏の2017年3月8日のものがスタートである。 8月10日の「妖怪の日」 8月10日も「妖怪の日」として語られる。こちらは水木しげるをはじめとした1960年代(びろ~ん紀以後)の作家・画家たちに大きく影響を与えている今野圓輔の誕生日が8月10日(大正4年)であることに由来しており、妖怪への親しみの普及と今野圓輔の顕彰が目的となっている。 曖昧すぎる8月8日 いっぽう、世間一般では7月26日の「幽霊の日」のような感覚で、8月8日に「妖怪の日」という記念日が制定・存在しているような雰囲気の利用が見られたりもする。 現状、8月8日を「妖怪の日」であると理由づけや顕彰意図などを含めて明確に発した起源は定かではなく、何に拠って「妖怪の日です」と用いられているのかは曖昧な点が多々ある。 2022年ごろには、Twitterにて公共機関のアカウントなども宣伝目的のツイートに「何に拠っているのか」すら無根拠に「今日は妖怪の日です」などと用いるツイートが、国会図書館のアカウントなどをはじめ、散見された。 石丸まく人氏・御田鍬;氏によると、2017年8月の『ダヴィンチweb』の記事「8月8日は「妖怪の日」! 暑さを吹き飛ばす、妖怪をテーマにした小説」あたりを起点に「8月8日は妖怪の日」あるいは「妖怪の日らしい」という利用数が増えているようである。 8月8日は「妖怪の日」だそうで、柳田國男の命日でもあります。 同記事では上記のように記述されており、その根拠や来由などは一切述べられていない。 8月8日が妖怪の日であると語る俗説中には「柳田國男の命日だから」を理由づけしているものも見られるが、同記事での書き方をみれば由来として書かれていないことは明白で、日付の一致は単なる偶然でしかない。 御田鍬;氏などの観測に拠ると、この8月8日説がなんとなく発生したのは、2013年8月の「8月8日(ようか)「妖怪の日」に6万人突破記念セレモニーを開催!矢野・兵動さんも登場!」という「GeGeGe水木しげるの妖怪楽園」という展示の来場者数が6万人を突破したという記事ではないかと見られている。 本日8月8日(ようか)は「妖怪の日」 矢野さんからは「今日は妖怪の日ということですが、それってただのこじつけですよね!?」というツッコミもいただきましたが、セレモニーは大いに盛り上がりました。 以上のような内容が記事中にあるように、単に「8日」を「ようかい」に繋げた程度のものであるほか、その日に何かが催されたわけでもなく、来場者がある数に達したことに縁付けて用いられた言い回しでしかない点など、この時点においても目的をもった「妖怪の日」としての意味づけには曖昧さが感じられる。 11月24日の「妖怪の日」 2023年8月20日、蠱毒大佐(YouTube「【8/20】蠱毒大佐の孤独かたり」)にて出た妖怪の日の話題が出た際に「鳥居耀蔵の誕生日とかも妖怪の日に出来るかもね」という発言から、鳥居耀蔵の誕生日である11月24日「も」妖怪の日として祝ってゆくことが2023年11月24日から開始された。 天保の改革の時期に鳥居耀蔵が活躍したことを受けて、歌川国芳『源頼光公舘土蜘作妖怪図』(1843)をはじめ、錦絵や高井鴻山の絵画など、近世の絵画資料の画像妖怪をおもに描いてたのしむ活動がみられた。 【08/20】蠱毒大佐の孤独かたり https //www.youtube.com/watch?v=avmxXfWIJS4(2023年8月20日) 妖界東西新聞「妖怪の日に召し出される鳥居耀蔵」(2023年11月24日) 関連鬼事 妖怪日要雑書